Java SE・Java EEとは?Jakarta EEへの名称変更の経緯もやさしく解説【2026年版】

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はじめに

Javaについて調べていると、Java SEやJava EE、あるいはJakarta EEといった言葉を目にすることがあります。「同じJavaなのに、なぜ名前がいくつもあるのか」「SEとEEは何が違うのか」が分からないまま読み飛ばしてしまう人も多いはずです。

この記事では、Java SEとJava EEとは何かという基本から、Jakarta EEへの名称変更の経緯、学習の始め方までをやさしく整理します。


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この記事で分かること

  • Java SEとJava EEの基本的な役割と位置づけ
  • なぜ「Jakarta EE」という名前に変わったのか
  • Java SE・Java EE・Jakarta EEの関係
  • 学習に使えるおすすめの教材

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Java SEとは

**Java SE(Java Standard Edition)**は、Javaプログラミングの基本となる標準の仕様です。普段「Java」と呼んでいるものは、基本的にこのJava SEを指しています。JDK(Java Development Kit)をインストールして行う開発は、Java SEの範囲内での開発です。

変数・条件分岐・クラス・コレクションといった、Javaの文法や基本的なライブラリは、すべてJava SEに含まれます。Javaを学び始めるときに最初に触れるのが、このJava SEです。

JDKの基本については、以下の記事でも解説しています。

👉 JDKとは?JRE・JVMとの違いをやさしく解説【2026年版】


Java EEとは

**Java EE(Java Enterprise Edition)**は、Java SEを土台として、業務システムのような大規模なアプリケーション(エンタープライズアプリケーション)を開発するための仕様を追加したものです。Webアプリケーションの作成、データベースとの連携、トランザクション管理など、企業システム開発で必要になる機能がまとめられています。

Java SEだけでも開発は可能ですが、これらの機能を自前で一から作るのは手間がかかります。Java EEは、企業システムでよく使われる機能を標準化し、開発者が車輪の再発明をしなくて済むようにする仕組みです。


なぜ「Jakarta EE」に名前が変わったのか

現在、Java EEという名称は使われなくなり、Jakarta EEという名前に変わっています。この背景には、以下のような経緯があります。

  1. 2017年、OracleがJava EEの開発をEclipse Foundationに移管:Oracleは、よりオープンな体制で開発を進めるため、Java EEの仕様策定をオープンソース団体のEclipse Foundationに引き継ぎました
  2. 「Java」の商標利用で合意に至らず:Oracleは「Java」「javax」という名称の商標を保持しており、Eclipse Foundationへの利用許可を出しませんでした
  3. 新名称の投票でJakartaに決定:コミュニティでの投票を経て、新しい名称は「Jakarta」に決まりました
  4. 2019年、仕様名もJakarta EEに統一:それまでJava EEと呼ばれていた仕様群は、正式にJakarta EEという名前に改められました

つまり、Java EEとJakarta EEは別の技術ではなく、開発の主体と名前が変わった同じ系譜の仕様です。現在、新しくドキュメントや求人情報を調べる際は「Jakarta EE」という名称で情報を探す必要がある点に注意してください。


Java SE・Java EE・Jakarta EEの関係

項目Java SEJava EE(旧称)Jakarta EE(現在の名称)
位置づけJavaの標準・基本仕様Java SEに企業システム向け機能を追加した仕様Java EEの後継(開発主体がEclipse Foundationに移行)
主な用途一般的なJavaプログラム全般業務システム・Webアプリケーション開発業務システム・Webアプリケーション開発(現行)
現在の状態現役(最新版が継続的にリリース)名称としては使われていない現役(新規開発はこちらが対象)

学習の始め方

Java EE・Jakarta EEは、Java SEの基礎が身についていることが前提になります。まずはJava SEの文法とオブジェクト指向の基本をしっかり押さえるのが近道です。

👉 一週間で身につくJava言語(Udemyで確認)

評価4.4(1,947件のレビュー)、受講者12,972名の講座で、Java SEの基礎から学べます。Java SEの基礎が身についたあとは、Spring Bootのような実務でよく使われるフレームワークに進むのも1つの道です。

👉 Spring Framework・Spring Bootとは?DI/IoCの考え方をやさしく解説【2026年版】

資格取得を目指す場合は、以下の記事でUdemy講座を比較しています。

👉 Java Silver(Oracle認定資格) おすすめUdemy講座比較【2026年版】


まとめ

Java SEはJavaの標準・基本仕様、Java EE(現Jakarta EE)はそこに企業システム向け機能を追加した仕様です。Java EEという名称は、開発主体がEclipse Foundationに移管されたことで、現在はJakarta EEに変わっています。

  • Java SEとは:Javaの標準・基本仕様。JDKで行う開発はこの範囲
  • Java EEとは:Java SEに企業システム向け機能を追加した仕様(現在は使われない旧称)
  • Jakarta EEとは:Java EEの後継。現在調べるならこちらの名称で
  • 学び方:まずJava SEの基礎を固め、その後フレームワークや資格学習に進む

Java SEの基礎が身についたら、実務で広く使われているSpring Bootにも挑戦してみることをおすすめします。

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