この記事でわかること
- Claude Opus 5の価格・スペック・主要ベンチマーク
- Sonnet 5・Fable 5・旧Opus 4.8との違いと使い分け
- Claude Codeでのモデル切り替え方法
- GitHub Copilotでの利用条件(対応プラン・注意点)
2026年7月24日、AnthropicはOpus系統の最新モデルClaude Opus 5をリリースしました。Google Trendsでは opus 5 の急上昇度が**1,050%**を記録しており、GitHub CopilotやClaude Codeを使っている開発者を中心に注目度が急上昇しています。
本記事では、価格・性能からSonnet 5・Fable 5との使い分け、GitHub Copilotでの利用条件まで、Opus 5について知っておきたい情報をまとめて解説します。
Claude 5ファミリー全体像(2026年8月時点)
Opus 5の登場により、Claudeのモデルラインナップの位置づけが更新されました。
| モデル | モデルID | 位置づけ |
|---|---|---|
| Claude Fable 5 | claude-fable-5 | 最高性能・長期自律エージェント向け |
| Claude Opus 5 | claude-opus-5 | Fable 5に迫る性能を半額で。Maxプランの新デフォルト |
| Claude Sonnet 5 | claude-sonnet-5 | 高性能・コスト効率重視。Free/Proのデフォルト |
| Claude Opus 4.8 | claude-opus-4-8 | 前世代フラッグシップ(Opus 5と同価格帯) |
| Claude Haiku 4.5 | claude-haiku-4-5-20251001 | 軽量・高速・低コスト |
Claude Sonnet 5・Fable 5 完全解説で紹介した2モデル体制に、その中間に位置するOpus 5が加わった形です。Claude Proで選べる最も高性能なモデル、Claude Maxの新デフォルトモデルという2つの立ち位置を持ちます。
Claude Opus 5とは
概要
Claude Opus 5(claude-opus-5)は、前世代Opus 4.8の後継モデルです。Anthropicは「Fable 5のフロンティア級の知性に、半額のコストで迫るモデル」と位置づけています。
価格はOpus 4.8と同じ**入力$5/出力$25(1Mトークンあたり)**に据え置きつつ、性能を大きく引き上げてきた点が最大の特徴です。
主なベンチマーク
- Frontier-Bench v0.1:Opus 4.8のスコアを2倍以上に伸ばし、他の全モデルを上回る結果
- ARC-AGI 3:次点モデルの3倍のスコアを記録
- OSWorld 2.0(コンピュータ操作ベンチマーク):同コスト帯の他モデルをすべて上回り、Fable 5の最高スコアをおよそ3分の1のコストで超える結果
- コーディング・知識作業系のタスクでも、Fable 5を上回る結果が複数報告されている
長期自律エージェント性能で頭ひとつ抜けているFable 5に対し、Opus 5は「価格を据え置いたまま前世代を大幅に上回る」という日常使いの主力モデルという立ち位置です。
API仕様面の変更点(Opus 4.8からの主な違い)
- 思考(Extended Thinking)がデフォルトでオン:Opus 4.8では明示的に有効化しない限り思考なしで動作していましたが、Opus 5では
thinkingパラメータを省略すると自動的に適応思考が動作します - 思考を無効化できるのはeffort「high」以下のみ:
xhigh・maxと組み合わせて思考を無効化しようとするとエラーになります - Fast Mode対応:通常の最大2.5倍の速度で応答する高速モード(価格は$10/$50の2倍)が利用可能
- プロンプトキャッシュの最小トークン数が512に半減:Opus 4.8では1024トークンでしたが、Opus 5ではより短いプロンプトでもキャッシュが効くようになりました
- サイバーセキュリティ関連の安全対策を強化:不正利用が疑われるリクエストは
stop_reason: "refusal"として拒否される場合があります - レート制限は独立したプール:Opus 4.8以前の共通プールとは別枠のため、移行時は利用上限を事前に確認する必要があります
スペック・価格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| モデルID | claude-opus-5 |
| コンテキストウィンドウ | 1Mトークン(デフォルト兼上限) |
| 最大出力 | 128Kトークン |
| 入力価格 | $5 / 1Mトークン |
| 出力価格 | $25 / 1Mトークン |
| Fast Mode価格 | $10 / $50(1Mトークンあたり、通常の2倍) |
| 利用プラン | Pro(選べる最上位モデル)・Max(デフォルト)・Team・Enterprise |
| リリース日 | 2026年7月24日 |
ポイント:価格はOpus 4.8からの値上げなし。同価格で性能が底上げされているため、Opus 4.8からの移行に金銭的なデメリットはありません。
価格・スペック比較表
| 比較項目 | Haiku 4.5 | Sonnet 5 | Opus 5 | Opus 4.8 | Fable 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| モデルID | claude-haiku-4-5-... | claude-sonnet-5 | claude-opus-5 | claude-opus-4-8 | claude-fable-5 |
| コンテキスト | 200K | 1Mトークン | 1Mトークン | 1Mトークン | 1Mトークン |
| 入力価格 | 低 | $2〜3/M | $5/M | $5/M | $10/M |
| 出力価格 | 低 | $10〜15/M | $25/M | $25/M | $50/M |
| Fast Mode | — | — | ○(2.5倍速) | ○ | — |
| 推論能力 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 思考のデフォルト | — | 適応思考オン | 常時オン | オフ(要明示) | 常時オン |
| デフォルトプラン | — | Free・Pro | Max | — | Max以上 |
Sonnet 5・Fable 5との使い分け
Opus 5を選ぶ場合
- Claude Proでもっとも高性能なモデルを使いたい(Proでの選択肢としては事実上の最上位)
- Opus 4.8からの移行(同価格で性能向上、コード変更が不要)
- エージェント的なコーディング作業(自律的なコード変更・リグレッション検証・複数ツールの連携が必要なタスク)
- Fable 5ほどのコストはかけたくないが、それに迫る性能が欲しい
Sonnet 5を選ぶ場合
- 日常的な補完・チャット・大量バッチ処理でコストを抑えたい
- Free/Proプランの範囲で十分な性能が欲しい
Fable 5を選ぶ場合
- 数日単位の長期自律エージェントタスク(大規模リファクタリング等)
- コストより品質を最優先したい
より詳しいSonnet 5・Fable 5の解説はClaude Sonnet 5・Fable 5 完全解説を参照してください。
Claude Codeでのモデル切り替え
# Opus 5 に切り替え
/model claude-opus-5
# 現在のモデルを確認
/statusヒント:日常的な作業はSonnet 5、コード変更を伴う複雑なエージェントタスクはOpus 5、数日がかりの大規模タスクはFable 5、という3段階の使い分けが2026年8月時点の目安です。
Claude Codeの詳しい使い方は以下も参照してください。
GitHub CopilotでのOpus 5利用
Google Trendsでopus 5のシードキーワードに挙がった通り、GitHub Copilotのユーザーからの関心も高いモデルです。GitHub公式チェンジログ(2026年7月24日付)によると、以下の条件で利用できます。
対応プラン
Copilot Pro+・Max・Business・Enterpriseで利用可能です。Free・Pro(無印)では利用できません。Business・Enterpriseプランでは、管理者が設定画面で「Claude Opus 5」ポリシーを明示的に有効化する必要があります。
選択できる場所
モデルピッカーは以下の場所に順次展開されています(段階的ロールアウトのため、環境によってはまだ表示されない場合があります)。
■ Opus 5が選択できる場所(GitHub Copilot)
├─ VS Code / Visual Studio
├─ JetBrains / Xcode / Eclipse
├─ Copilot CLI
├─ GitHub Copilot cloud agent
├─ GitHub Copilot app / GitHub Mobile
└─ github.com注意点
サイバーセキュリティ関連の安全対策が強化されているため、セキュリティ関連のリクエストが拒否されることがあります。その場合は、無害な文脈を補って言い換えるか、別のモデルを選択してください。課金は使用量ベース(プロバイダーのAPI定価準拠)です。
GitHub Copilot自体の全体像や料金プランはGitHub Copilot完全ガイド、Copilot ChatでのAnthropicモデル選択の位置づけはGitHub Copilot vs Claude Code比較も参照してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. Opus 4.8から乗り換える価値はある?
あります。価格は据え置き(入力$5・出力$25)のまま、Frontier-Bench v0.1でOpus 4.8の2倍以上のスコアを記録するなど、性能が大きく向上しています。コード変更なしでモデルIDを差し替えるだけで移行できます。
Q2. Free/Proプランでも使える?
Claude.aiでは、Proプランで選べる最も高性能なモデルという位置づけです。ただしMaxプランではOpus 5がデフォルトモデルに設定されています。Freeプランでは利用できません(GitHub Copilotの場合はさらに条件が異なり、Free・Pro(無印)では利用不可、Pro+以上が必要です)。
Q3. Fable 5との違いは?
Fable 5はAnthropicの研究用最高性能モデルを安全対策込みで公開したモデルで、数日単位の長期自律エージェントタスクに強みがあります。Opus 5は日常的なエージェント的コーディング作業の主力モデルという位置づけで、価格はFable 5の半額です。
Q4. GitHub Copilotで使うにはどのプランが必要?
Copilot Pro+・Max・Business・Enterpriseのいずれかが必要です。Free・Pro(無印)では選択できません。Business・Enterpriseでは管理者による事前の設定有効化が必要です。
Q5. 思考(Extended Thinking)の挙動はOpus 4.8と同じ?
異なります。Opus 4.8では思考は明示的に有効化しない限りオフでしたが、Opus 5ではthinkingパラメータを省略すると自動的に適応思考が動作します。無効化したい場合はeffortを「high」以下に設定する必要があり、xhigh・maxとの組み合わせはエラーになります。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2026年7月24日 |
| 価格 | 入力$5/M・出力$25/M(Opus 4.8と同額) |
| 主なベンチマーク | Frontier-Bench v0.1でOpus 4.8の2倍以上のスコア |
| デフォルトプラン | Claude Max |
| GitHub Copilot対応プラン | Pro+・Max・Business・Enterprise(Free・Pro無印は非対応) |
Opus 5は「Opus 4.8と同じ価格で、Fable 5に迫る性能」という分かりやすい立ち位置のモデルです。すでにOpus 4.8を使っている場合はモデルIDを差し替えるだけで恩恵を受けられ、GitHub Copilotユーザーもプラン条件さえ満たせば追加コストなしで試せます。
最終更新: 2026年8月2日
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