【GAS】スプレッドシートのすべてのチャート機能まとめ【サンプルソース付】

GAS開発者向けにスプレッドシートのすべてのチャート機能をすべてまとめました。

現時点で実装されている、面グラフ、棒グラフ、縦棒グラフ、コンボチャート(2つの単位の異なるグラフ)、ヒストグラムチャート、折れ線グラフ、円グラフ、散布図、テーブルチャート。

各グラフ毎のリファレンスを全部マージしてます。だいぶボリュームが膨れ上がってしまいましたが。。。各グラフで使用しているメソッドは表のマトリックスで表現してます。

すべてのチャートに関するメソッドをすべて載せてます。少しでも参考になれば幸いです。

---

Google Apps Script スプレッドシート 基礎 リファレンス

当ページは、GAS公式リファレンスを元にスプレッドシートの機能毎にまとめた基礎的な内容となっております。

若干、文言がおかしい可能性がありますが、あらかじめご了承ください。

 

GAS基本メソッドまとめ一覧はコチラ↓↓↓です。スプレッドシートの基本的な機能をまとめてますので、ぜひご活用ください。

【GAS】スプレッドシート基本メソッドまとめ一覧【初心者入門】

GAS開発者向けにスプレッドシートの基本的なメソッドを一覧にまとめました。各機能ごとのクラス、メソッドごとのサンプルソース付ページへリンクする一覧です。初心者にとって、スプレッドシートの基本的な操作・機能単位のメソッドを知...

caymezon.com

2019.07.29

 

まずは実際に動かしてみることをオススメします。マクロの登録方法は以下を参照いただければと思います。

【GAS】Googleスプレッドシートでマクロの使い方入門【動画付】

Googleの「Google Apps Script」通称GAS。GoogleマップやGメールなど、いろんなGoogle関連のサービスと自由に連携できたり、独自のWebアプリを開発することもできる、いろんな可能性を秘めたワクワクの...

caymezon.com

2019.05.02

 

GASの本はまだまだ少ないですね。基礎レベルであれば、以下の参考書が初心者にはベストの本です。

基本的な仕様やよく使われる機能の設定方法がまとまっています。

※JavaScriptの知識が既にある程度ある人にとっては冗長かもしれません。

---

埋め込みチャートクラス[EmbeddedChart]

スプレッドシートに埋め込まれたグラフを表します。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedChart

次の例は、既存のチャートを変更する方法を示しています。

function chartModifySample() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var range = sheet.getRange("A2:B8")
  var chart = sheet.getCharts()[0]; 
  chart = chart.modify()
      .addRange(range)
      .setOption('title', 'Updated!')
      .setOption('animation.duration', 500)
      .setPosition(2,2,0,0)
      .build();
  sheet.updateChart(chart);
}

この例は、新しいグラフを作成する方法を示しています。

function newChartSample(range, sheet) {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var chartBuilder = sheet.newChart();
  chartBuilder.addRange(range)
      .setChartType(Charts.ChartType.LINE)
      .setOption('title', 'My Line Chart!');
  sheet.insertChart(chartBuilder.build());
}

Methods

方法	タイプ	説明
getAs(contentType)	Blob	このオブジェクト内のデータを、指定されたコンテンツタイプに変換されたblobとして返します。
getBlob()	Blob	このオブジェクト内のデータをblobとして返します。
getChartId()	Integer	チャートを含むスプレッドシート全体で一意なチャートの安定した識別子を返します。チャートがスプレッドシートにない場合はnullを返します。
getContainerInfo()	ContainerInfo	シート内のチャートの位置に関する情報を返します。
getHiddenDimensionStrategy()	ChartHiddenDimensionStrategy	非表示の行と列の処理に使用する方法を返します。
getId()	String	このオブジェクトに割り当てられたIDを返します。
getMergeStrategy()	ChartMergeStrategy	複数の範囲が存在する場合に使用されるマージ方法を返します。
getNumHeaders()	Integer	範囲としてヘッダーとして扱われる行または列の数を返します。
getOptions()	ChartOptions	高さ、色、軸など、このチャートのオプションを返します。
getRanges()	Range[]	このチャートがデータソースとして使用する範囲を返します。
getTransposeRowsAndColumns()	Boolean	trueの場合、グラフの設定に使用される行と列が切り替えられます。
getType()	String	このオブジェクトのタイプを取得します。
modify()	EmbeddedChartBuilder	このチャートの変更に使用できるEmbeddedChartBuilderを返します。
setId(id)	Chart	UiAppで使用されるこのEmbeddedChartのIDを設定します。

チャートコンテンツタイプ変換取得[getAs(コンテンツタイプ)]

getAs(contentType)
このオブジェクト内のデータを、指定されたコンテンツタイプに変換されたblobとして返します。このメソッドは、適切な拡張子をファイル名に追加します（たとえば、「myfile.pdf」）。ただし、最後のピリオド（存在する場合）に続くファイル名の部分は、置き換える必要がある既存の拡張子であると想定しています。その結果、「ShoppingList.12.25.2014」は「ShoppingList.12.25.pdf」になります。

Parameters

名前	タイプ	説明
contentType	String	変換するMIMEタイプ。ほとんどのブロブでは、「application/pdf」のみが有効なオプションです。 BMP、GIF、JPEG、またはPNG形式の画像の場合、「image/bmp」、「image/gif」、「image/jpeg」、または「image/png」のいずれも有効です。

Return
Blob - ブロブとしてのデータ。

チャートデータブロブ取得[getBlob()]

getBlob()
このオブジェクト内のデータをblobとして返します。

Return
Blob - ブロブとしてのデータ。

チャート識別子取得[getChartId()]

getChartId()
チャートを含むスプレッドシート全体で一意なチャートの安定した識別子を返します。チャートがスプレッドシートにない場合はnullを返します。

Return
Integer - 安定したチャート識別子。

チャート位置情報取得[getContainerInfo()]

getContainerInfo()
シート内のチャートの位置に関する情報を返します。

function getContainerInfoSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(sheet.getRange("A1:B8"))
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  var containerInfo = chart.getContainerInfo();

  // setPosition()で使用した値を記録します
  Logger.log("Anchor Column: %s\r\nAnchor Row %s\r\nOffset X %s\r\nOffset Y %s",
            containerInfo.getAnchorColumn(),
            containerInfo.getAnchorRow(),
            containerInfo.getOffsetX(),
            containerInfo.getOffsetY());
}

Return
ContainerInfo - チャートコンテナーの位置を含むオブジェクト

チャート行列非表示方法取得[getHiddenDimensionStrategy()]

getHiddenDimensionStrategy()
非表示の行と列の処理に使用する方法を返します。デフォルトはIGNORE_ROWSです。

function getHiddenDimensionStrategySample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setHiddenDimensionStrategy(Charts.ChartHiddenDimensionStrategy.IGNORE_COLUMNS)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build()

  // この場合はCharts.ChartHiddenDimensionStrategy.IGNORE_COLUMNS
  // である非表示の行と列に使用する方法を記録します。
  Logger.log(chart.getHiddenDimensionStrategy());
}

Return
ChartHiddenDimensionStrategy - 非表示の行と列に使用する方法。

チャートオブジェクトID取得[getId()]

getId()
このオブジェクトに割り当てられたIDを返します。

これをapp.getElementById()と組み合わせて使用して、このオブジェクトへの参照を取得できます。

Return
String - このオブジェクトに割り当てられたID

チャートマージ方法取得[getMergeStrategy()]

getMergeStrategy()
複数の範囲が存在する場合に使用されるマージ方法を返します。 MERGE_ROWSの場合、行はマージされます。 MERGE_COLUMNSの場合、列はマージされます。デフォルトはMERGE_COLUMNSです。

function getMergeStrategySample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B10");
  var range2 = sheet.getRange("C1:C10");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .addRange(range2)
      .setMergeStrategy(Charts.ChartMergeStrategy.MERGE_ROWS)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build()

  // 複数の範囲の行（この場合はMERGE_ROWS）がマージされるかどうかを記録します。
  Logger.log(chart.getMergeStrategy());
}

Return
ChartMergeStrategy - 行が複数の範囲にわたってマージされる場合、MERGE_ROWS。列が複数の範囲にわたってマージされる場合、MERGE_COLUMNS。

チャートヘッダー行列数取得[getNumHeaders()]

getNumHeaders()
範囲としてヘッダーとして扱われる行または列の数を返します。

function getNumHeadersSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setNumHeaders(1)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build()
  // ヘッダーとして使用する行または列の数を記録します。この場合は1です。
  //Logger.log(chart.getHeaders());
  Logger.log(chart.getNumHeaders());
}

Return
Integer - ヘッダーとして処理される行または列の数。負の値は、ヘッダーが自動検出されることを示します。

チャートオプション取得[getOptions()]

getOptions()
高さ、色、軸など、このチャートのオプションを返します。

返されるオプションは不変です。

Return
ChartOptions - 高さ、色、軸など、このグラフのオプション。

チャート範囲取得[getRanges()]

getRanges()
このチャートがデータソースとして使用する範囲を返します。

function getRangesSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(sheet.getRange("A1:B8"))
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  var ranges = chart.getRanges();

  // このグラフのデータソースとして1つの範囲しかないため、
  // 「A1：B8」をログに記録します
  for (var i in ranges) {
    var range = ranges[i];
    Logger.log(range.getA1Notation());
  }
}

Return
Range[] - このチャートのデータソースとして機能する範囲の配列。

チャートデータ行列転置取得[getTransposeRowsAndColumns()]

getTransposeRowsAndColumns()
trueの場合、グラフの設定に使用される行と列が切り替えられます。デフォルトはfalseです。

function getTransposeRowsAndColumnsSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .addRange(range)
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .setTransposeRowsAndColumns(true)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build()

  // 行と列を転置するかどうかを記録します。この場合はtrueです。
  Logger.log(chart.getTransposeRowsAndColumns());
}

Return
Boolean - チャートの構築に使用される行と列が転置される場合はtrue。

チャートオブジェクトタイプ取得[getType()]

getType()
このオブジェクトのタイプを取得します。

Return
String - オブジェクトタイプ

チャート変更[modify()]

modify()
このチャートの変更に使用できるEmbeddedChartBuilderを返します。 sheet.updateChart(chart)を呼び出して、変更を保存します。

function getTypeSample() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var chart = sheet.getCharts()[0];
  chart = chart.modify()
      .setOption('width', 800)
      .setOption('height', 640)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();
  sheet.updateChart(chart);
}

Return
EmbeddedChartBuilder - 埋め込みグラフを作成するためのビルダー。

埋め込みチャートID設定[setId(チャートID)]

setId(id)
UiAppで使用されるこのEmbeddedChartのIDを設定します。

Parameters

名前	タイプ	説明
id	String	新しいID。app.getElementById(id)からEmbeddedChartを取得するために使用できます。

Return
Chart - 連鎖用の埋め込みチャート

---

埋め込みチャートビルダークラス[EmbeddedChartBuilder]

EmbeddedChartの編集に使用されるビルダー。チャートに加えられた変更は、再構築されたチャートでSheet.updateChart(chart)が呼び出されるまで保存されません。

function embeddedChartBuilderSample() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var range = sheet.getRange("A1:B8");
  var chart = sheet.getCharts()[0];
  chart = chart.modify()
      .addRange(range)
      .setOption('title', 'Updated!')
      .setOption('animation.duration', 500)
      .setPosition(2,2,0,0)
      .build();
  sheet.updateChart(chart);
}

Methods

方法	タイプ	説明	ﾁｬｰﾄ	面	棒	縦棒	ｺﾝﾎﾞ	ﾋｽﾄｸﾞﾗﾑ	折れ線	円	散布図	ﾃｰﾌﾞﾙ
addRange(range)	EmbeddedChartBuilder	このビルダーが変更するグラフに範囲を追加します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asAreaChart()	EmbeddedAreaChartBuilder	チャートタイプをAreaChartに設定し、EmbeddedAreaChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asBarChart()	EmbeddedBarChartBuilder	チャートタイプをBarChartに設定し、EmbeddedBarChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asColumnChart()	EmbeddedColumnChartBuilder	チャートタイプをColumnChartに設定し、EmbeddedColumnChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asComboChart()	EmbeddedComboChartBuilder	チャートタイプをComboChartに設定し、EmbeddedComboChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asHistogramChart()	EmbeddedHistogramChartBuilder	チャートタイプをHistogramChartに設定し、EmbeddedHistogramChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asLineChart()	EmbeddedLineChartBuilder	チャートタイプをLineChartに設定し、EmbeddedLineChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asPieChart()	EmbeddedPieChartBuilder	チャートタイプをPieChartに設定し、EmbeddedPieChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asScatterChart()	EmbeddedScatterChartBuilder	チャートタイプをScatterChartに設定し、EmbeddedScatterChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
asTableChart()	EmbeddedTableChartBuilder	チャートタイプをTableChartに設定し、EmbeddedTableChartBuilderを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
build()	EmbeddedChart	チャートに加えられたすべての変更を反映するようにチャートを作成します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
clearRanges()	EmbeddedChartBuilder	このビルダーが変更するチャートからすべての範囲を削除します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
enablePaging(enablePaging)	EmbeddedTableChartBuilder	データのページングを有効にするかどうかを設定します。										○
enablePaging(pageSize)	EmbeddedTableChartBuilder	ページングを有効にし、各ページの行数を設定します。										○
enablePaging(pageSize, startPage)	EmbeddedTableChartBuilder	ページングを有効にし、各ページの行数と表示する最初のテーブルページを設定します（ページ番号は0から始まります）。										○
enableRtlTable(rtlEnabled)	EmbeddedTableChartBuilder	テーブルの列の順序を逆にすることにより、右から左に記述する言語（アラビア語やヘブライ語など）の基本的なサポートを追加します。列0は右端の列で、最後の列は左端の列です。										○
enableSorting(enableSorting)	EmbeddedTableChartBuilder	ユーザーが列見出しをクリックしたときに列をソートするかどうかを設定します。										○
getChartType()	ChartType	現在のチャートタイプを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
getContainer()	ContainerInfo	チャートContainerInfoを返します。これは、チャートがシート上のどこに表示されるかをカプセル化します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
getRanges()	Range[]	このチャートに現在データを提供している範囲のリストのコピーを返します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
removeRange(range)	EmbeddedChartBuilder	このビルダーが変更するチャートから指定された範囲を削除します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
reverseCategories()	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie]	ドメイン軸のシリーズの描画を反転します。		○	○	○	○	○	○	○
reverseDirection()	EmbeddedBarChartBuilder	バーが水平軸に沿って成長する方向を逆にします。			○
set3D()	EmbeddedPieChartBuilder	チャートを3次元に設定します。								○
setBackgroundColor(cssValue)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	チャートの背景色を設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setChartType(type)	EmbeddedChartBuilder	チャートのタイプを変更します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setColors(cssValues)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	チャートの線の色を設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setCurveStyle(style)	EmbeddedLineChartBuilder	チャートの曲線に使用するスタイルを設定します。							○
setFirstRowNumber(number)	EmbeddedTableChartBuilder	データテーブルの最初の行の行番号を設定します。										○
setHiddenDimensionStrategy(strategy)	EmbeddedChartBuilder	非表示の行と列に使用する方法を設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setInitialSortingAscending(column)	EmbeddedTableChartBuilder	テーブルを最初にソート（昇順）する列のインデックスを設定します。										○
setInitialSortingDescending(column)	EmbeddedTableChartBuilder	テーブルを最初にソート（降順）する列のインデックスを設定します。										○
setLegendPosition(position)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	チャートに対する凡例の位置を設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setLegendTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	グラフの凡例のテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setMergeStrategy(mergeStrategy)	EmbeddedChartBuilder	複数の範囲が存在する場合に使用するマージ方法を設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setNumHeaders(headers)	EmbeddedChartBuilder	ヘッダーとして処理される範囲の行または列の数を設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setOption(option, value)	EmbeddedChartBuilder	このチャートの詳細オプションを設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setPointStyle(style)	EmbeddedAreaChartBuilder[Line/Scatter]	ライン内のポイントのスタイルを設定します。		○					○		○
setPosition(anchorRowPos, anchorColPos, offsetX, offsetY)	EmbeddedChartBuilder	シート上のチャートの表示位置を変更して、位置を設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setRange(start, end)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line]	チャートの範囲を設定します。		○	○	○	○	○	○
setStacked()	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram]	積み上げ行を使用します。つまり、行とバーの値は積み上げられます（累積されます）。		○	○	○	○	○
setTitle(chartTitle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	チャートのタイトルを設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setTitleTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter]	チャートタイトルのテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○	○	○
setTransposeRowsAndColumns(transpose)	EmbeddedChartBuilder	チャートの行と列を転置するかどうかを設定します。	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
setXAxisLogScale()	EmbeddedScatterChartBuilder	水平軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。									○
setXAxisRange(start, end)	EmbeddedScatterChartBuilder	チャートの水平軸の範囲を設定します。									○
setXAxisTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	水平軸のテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○		○
setXAxisTitle(title)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	水平軸にタイトルを追加します。		○	○	○	○	○	○		○
setXAxisTitleTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	水平軸のタイトルテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○		○
setYAxisLogScale()	EmbeddedScatterChartBuilder	縦軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。									○
setYAxisRange(start, end)	EmbeddedScatterChartBuilder	チャートの垂直軸の範囲を設定します。									○
setYAxisTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	垂直軸のテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○		○
setYAxisTitle(title)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	垂直軸にタイトルを追加します。		○	○	○	○	○	○		○
setYAxisTitleTextStyle(textStyle)	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter]	垂直軸のタイトルのテキストスタイルを設定します。		○	○	○	○	○	○		○
showRowNumberColumn(showRowNumber)	EmbeddedTableChartBuilder	テーブルの最初の列として行番号を表示するかどうかを設定します。										○
useAlternatingRowStyle(alternate)	EmbeddedTableChartBuilder	交互の色スタイルをテーブルチャートの奇数行と偶数行に割り当てるかどうかを設定します。										○
useLogScale()	EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line]	範囲軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。		○	○	○	○	○	○

---

チャート範囲追加[addRange(範囲)]

addRange(range)
このビルダーが変更するグラフに範囲を追加します。既にチャートに追加されている範囲は追加しません。

function addRangeSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(sheet.getRange("A1:B8"))
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
range	Range	追加する範囲。

Return
EmbeddedChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

面グラフ設定[asAreaChart()]

asAreaChart()
チャートタイプをAreaChartに設定し、EmbeddedAreaChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder - 面グラフのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedAreaChartBuilder

棒グラフ設定[asBarChart()]

asBarChart()
チャートタイプをBarChartに設定し、EmbeddedBarChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedBarChartBuilder - 棒グラフのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedBarChartBuilder

縦棒グラフ設定[asColumnChart()]

asColumnChart()
チャートタイプをColumnChartに設定し、EmbeddedColumnChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedColumnChartBuilder - 縦棒グラフのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedColumnChartBuilder

コンボチャート(2つの単位の異なるグラフ)設定[asComboChart()]

asComboChart()
チャートタイプをComboChartに設定し、EmbeddedComboChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedComboChartBuilder - コンボチャートのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedComboChartBuilder

ヒストグラムチャート設定[asHistogramChart()]

asHistogramChart()
チャートタイプをHistogramChartに設定し、EmbeddedHistogramChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedHistogramChartBuilder - ヒストグラムチャートのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedHistogramChartBuilder

折れ線グラフ設定[asLineChart()]

asLineChart()
チャートタイプをLineChartに設定し、EmbeddedLineChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedLineChartBuilder - 折れ線グラフのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedLineChartBuilder

円グラフ設定[asPieChart()]

asPieChart()
チャートタイプをPieChartに設定し、EmbeddedPieChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedPieChartBuilder - 円グラフのビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedPieChartBuilder

散布図設定[asScatterChart()]

asScatterChart()
チャートタイプをScatterChartに設定し、EmbeddedScatterChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedScatterChartBuilder - 散布図のビルダー。

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedScatterChartBuilder

テーブルチャート設定[asTableChart()]

asTableChart()
チャートタイプをTableChartに設定し、EmbeddedTableChartBuilderを返します。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - テーブルチャートのビルダー

参照：Google Apps Script | REFERENCE | SpreadSheet | Class EmbeddedTableChartBuilder

チャート構築[build()]

build()
チャートに加えられたすべての変更を反映するようにチャートを作成します。

このメソッドは、スプレッドシートの上にグラフを自動的に描画しません。新しいチャートは、sheet.insertChart(chart)で挿入する必要があり、既存のチャートはsheet.updateChart(chart)で更新する必要があります。

function buildSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Return
EmbeddedChart - 作成されたグラフ。スプレッドシートに追加する必要があります。

チャート範囲削除[clearRanges()]

clearRanges()
このビルダーが変更するチャートからすべての範囲を削除します。

function clearRangesSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  // このコードは、チャートの既存のフォーマットを維持しながら、
  // 新しい範囲のみを使用するようにチャートを更新します。
  var chart = sheet.getCharts()[0];
  var newChart = chart
      .modify()
      .clearRanges()
      .addRange(sheet.getRange("A1:A5"))
      .addRange(sheet.getRange("B1:B5"))
      .build();
  sheet.updateChart(newChart);
}

Return
EmbeddedChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

データページング有効設定1[enablePaging(ページング有効化有無)]

enablePaging(enablePaging)
データのページングを有効にするかどうかを設定します。

デフォルトの動作はページングが無効です。ページングが有効な場合、デフォルトのページサイズは10です。

Parameters

名前	タイプ	説明
enablePaging	Boolean	ページングを有効にする必要がある場合はtrue、そうでない場合はfalse。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

データページング有効設定2[enablePaging(ページサイズ)]

enablePaging(pageSize)
ページングを有効にし、各ページの行数を設定します。

デフォルトのページサイズは10です。

function enablePaging2Sample() {
  // テーブルチャートビルダーを作成し、ページサイズ5のページングを有効にします。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.enablePaging(5);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
pageSize	Integer	テーブルの各ページの行数。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

データページング有効設定3[enablePaging(ページサイズ, 最初のページ)]

enablePaging(pageSize, startPage)
ページングを有効にし、各ページの行数と表示する最初のテーブルページを設定します（ページ番号は0から始まります）。

デフォルトのページサイズは10、デフォルトの開始ページは0です。

function enablePaging3Sample() {
  // テーブルチャートビルダーを作成し、ページサイズ5で
  // ページングを有効にし、最初にページ2を表示します。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.enablePaging(5, 2);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
pageSize	Integer	テーブルの各ページの行数。
startPage	Integer	表示する最初のテーブルページ（ページ番号は0から始まります）。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

テーブル列順序逆設定[enableRtlTable(列順序逆有無)]

enableRtlTable(rtlEnabled)
テーブルの列の順序を逆にすることにより、右から左に記述する言語（アラビア語やヘブライ語など）の基本的なサポートを追加します。列0は右端の列で、最後の列は左端の列です。

これは、基になるデータの列インデックスには影響せず、表示の順序にのみ影響します。このオプションを使用しても、テーブルの視覚化では完全な双方向(BiDi)言語表示はサポートされません。ページオプションを使用してページングを有効にした場合、または必要なテーブルサイズよりも小さい高さと幅のオプションを指定したためにテーブルにスクロールバーがある場合、このオプションは無視されます。デフォルトの動作は、RTLサポートが無効になっています。

Parameters

名前	タイプ	説明
rtlEnabled	Boolean	右から左へのサポートを有効にする必要がある場合はtrue、そうでない場合はfalse。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

列ソート設定[enableSorting(列ソート有無)]

enableSorting(enableSorting)
ユーザーが列見出しをクリックしたときに列をソートするかどうかを設定します。

並べ替えが有効になっている場合、ユーザーが列ヘッダーをクリックすると、行が自動的に並べ替えられます。デフォルトの動作はソートが有効です。

Parameters

名前	タイプ	説明
enableSorting	Boolean	列ヘッダーをクリックしてソートを有効にする場合はtrue、そうでない場合はfalse。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

チャートタイプ取得[getChartType()]

getChartType()
現在のチャートタイプを返します。

Return
ChartType - チャートタイプ

チャート位置取得[getContainer()]

getContainer()
チャートContainerInfoを返します。これは、チャートがシート上のどこに表示されるかをカプセル化します。

function getContainerSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var chartBuilder = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(sheet.getRange("A1:B8"))
      .setPosition(5, 5, 0, 0);

  // このメソッドは、Chart＃getContainerInfo()とまったく同じデータを返します
  var containerInfo = chartBuilder.getContainer();

  // setPosition()で使用した値を記録します
  Logger.log("Anchor Column: %s\r\nAnchor Row %s\r\nOffset X %s\r\nOffset Y %s",
            containerInfo.getAnchorColumn(),
            containerInfo.getAnchorRow(),
            containerInfo.getOffsetX(),
            containerInfo.getOffsetY());
}

Return
ContainerInfo - チャートコンテナーの位置を含むオブジェクト。

チャート範囲リスト取得[getRanges()]

getRanges()
このチャートに現在データを提供している範囲のリストのコピーを返します。このリストを変更するには、addRange(range)およびremoveRange(range)を使用します。

function getRangesSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var chartBuilder = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(sheet.getRange("A1:B8"))
      .setPosition(5, 5, 0, 0);

  var ranges = chartBuilder.getRanges();

  // このグラフのデータソースとして1つの範囲しかないため、
  // 「A1：B8」をログに記録します
  for (var i in ranges) {
    var range = ranges[i];
    Logger.log(range.getA1Notation());
  }
}

Return
Range[] - 作成されるデータソースのチャートとして機能する範囲の配列

チャート範囲削除[removeRange(範囲)]

removeRange(range)
このビルダーが変更するチャートから指定された範囲を削除します。範囲がこのチャートにない場合、エラーをスローしません。

削除される範囲は、addRange(range)で追加された範囲と一致する必要があります。それ以外の場合、チャートは変更されません。このメソッドを使用して、範囲から値を部分的に削除することはできません。

function removeRangeSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var firstRange = sheet.getRange("A1:B5");
  var secondRange = sheet.getRange("A6:B8");

  var chartBuilder = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(firstRange)
      // この範囲は異なる色でレンダリングされます
      .addRange(secondRange)
      .setPosition(5, 5, 0, 0);

  // これらの2つの形式のいずれかを使用できますが、
  // 範囲はaddRange()を介して追加された範囲と一致する必要があります。
  // 一致しない場合は削除されず、例外はスローされません。
  chartBuilder.removeRange(firstRange);
  chartBuilder.removeRange(sheet.getRange("A6:B8"));

  var chart = chartBuilder.build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
range	Range	削除する範囲。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

ドメイン軸描画反転[reverseCategories()]

reverseCategories()
ドメイン軸のシリーズの描画を反転します。垂直範囲グラフ（折れ線グラフ、面グラフ、縦棒グラフなど）の場合、これは水平軸が右から左に描画されることを意味します。水平範囲グラフ（棒グラフなど）の場合、これは垂直軸が上から下に描画されることを意味します。円グラフの場合、これはスライスが反時計回りに描かれることを意味します。

function reverseCategoriesSample() {
  // 円グラフビルダーを作成し、反時計回りにスライスの描画を設定します。
  var builder = Charts.newPieChart();
  builder.reverseCategories();
}

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie] - 連鎖用ビルダー。

水平軸反転[reverseDirection()]

reverseDirection()
バーが水平軸に沿って成長する方向を逆にします。デフォルトでは、値は左から右に増加します。このメソッドを呼び出すと、右から左に成長します。

Return
EmbeddedBarChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

チャート3次元設定[set3D()]

set3D()
チャートを3次元に設定します。

Return
EmbeddedPieChartBuilder - This builder, useful for chaining.

チャート背景色設定[setBackgroundColor(スタイルシート値)]

setBackgroundColor(cssValue)
チャートの背景色を設定します。

function setBackgroundColorSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、背景色をグレーに設定します
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setBackgroundColor("gray");
}

Parameters

名前	タイプ	説明
cssValue	String	色のCSS値（「青」や「＃00f」など）。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャートタイプ設定[setChartType(チャートタイプ)]

setChartType(type)
チャートのタイプを変更します。現在、すべての埋め込みグラフタイプがサポートされているわけではありません。 ChartTypeを参照してください。

function setChartTypeSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
type	ChartType	このチャートを変更するタイプ。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

チャート線色設定[setColors(スタイルシート値)]

setColors(cssValues)
チャートの線の色を設定します。

function setColorsSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、最初の2本の線を
  // それぞれ緑と赤で描画するように設定します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setColors(["green", "red"]);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
cssValues	String[]	["red"、 "#acf"]などのカラーCSS値の配列。配列のn番目の要素は、チャートのn番目の線の色を表します。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャート曲線スタイル設定[setCurveStyle(曲線スタイル)]

setCurveStyle(style)
チャートの曲線に使用するスタイルを設定します。許可される曲線スタイルについては、CurveStyleを参照してください。

function setCurveStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、グラフ内の線を湾曲させます。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setCurveStyle(Charts.CurveStyle.SMOOTH)
}

Parameters

名前	タイプ	説明
style	CurveStyle	グラフ内の曲線のスタイル。

Return
EmbeddedLineChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

データテーブル最初の行番号設定[setFirstRowNumber(行番号)]

setFirstRowNumber(number)
データテーブルの最初の行の行番号を設定します。

最初の行のデフォルトの行番号は1です。

function setFirstRowNumberSample() {
  // テーブルチャートビルダーを作成し、最初の行を2に設定します。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.setFirstRowNumber(2);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
number	Integer	データテーブルの最初の行の行番号。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

チャート行列非表示方法設定[setHiddenDimensionStrategy(方法)]

setHiddenDimensionStrategy(strategy)
非表示の行と列に使用する方法を設定します。デフォルトはIGNORE_ROWSです。

function setHiddenDimensionStrategySample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setHiddenDimensionStrategy(Charts.ChartHiddenDimensionStrategy.IGNORE_COLUMNS)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
strategy	ChartHiddenDimensionStrategy	非表示の行と列に使用する方法。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

テーブル昇順ソート列設定[setInitialSortingAscending(ソート列)]

setInitialSortingAscending(column)
テーブルを最初にソート（昇順）する列のインデックスを設定します。

列は昇順でソートされ、それを示す小さな矢印でマークされます。

function setInitialSortingAscendingSample() {
  // テーブルチャートビルダーを作成し、2番目の列（昇順）で並べ替えます。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.setInitialSortingAscending(2);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
column	Integer	テーブルを最初にソートする列の番号。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

テーブル降順ソート列設定[setInitialSortingDescending(ソート列)]

setInitialSortingDescending(column)
テーブルを最初にソート（降順）する列のインデックスを設定します。

列は降順でソートされ、それを示す小さな矢印でマークされます。

function setInitialSortingDescendingSample() {
  // テーブルチャートビルダーを作成し、2番目の列（降順）で並べ替えます。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.setInitialSortingDescending(2);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
column	Integer	テーブルを最初にソートする列の番号。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

チャート凡例位置設定[setLegendPosition(位置)]

setLegendPosition(position)
チャートに対する凡例の位置を設定します。デフォルトでは、凡例はありません。

function setLegendPositionSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、凡例の位置を右に設定します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setLegendPosition(Charts.Position.RIGHT);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
position	Position	凡例の位置。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャート凡例テキストスタイル設定[setLegendTextStyle(テキストスタイル)]

setLegendTextStyle(textStyle)
グラフの凡例のテキストスタイルを設定します。

function setLegendTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、青色の26ポイントの凡例用に設定します。
  var textStyleBuilder = Charts.newTextStyle().setColor('#0000FF').setFontSize(26);
  var style = textStyleBuilder.build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setLegendTextStyle(style);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	グラフの凡例に使用するテキストスタイル。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャートマージ方法設定[setMergeStrategy(マージ方法)]

setMergeStrategy(mergeStrategy)
複数の範囲が存在する場合に使用するマージ方法を設定します。 MERGE_ROWSの場合、行はマージされます。 MERGE_COLUMNSの場合、列はマージされます。デフォルトはMERGE_COLUMNSです。

function setMergeStrategySample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B10");
  var range2 = sheet.getRange("C:C10");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .addRange(range2)
      .setMergeStrategy(Charts.ChartMergeStrategy.MERGE_ROWS)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
mergeStrategy	ChartMergeStrategy	使用するマージ方法。

Return
EmbeddedChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

チャートヘッダー行列数[setNumHeaders(ヘッダー)]

setNumHeaders(headers)
ヘッダーとして処理される範囲の行または列の数を設定します。

function setNumHeadersSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setNumHeaders(1)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
headers	Integer	ヘッダーとして扱う行または列の数。負の値を指定すると、ヘッダーが自動検出されます。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

チャートオプション設定[setOption(オプション, 値)]

setOption(option, value)
このチャートの詳細オプションを設定します。使用可能なオプションのリストについては、Charts API Chart Galleryでチャートタイプを検索してください。たとえば、面グラフのオプションは次のとおりです。

このメソッドは、指定したオプションがこのチャートタイプに有効であるか、値が正しい形式/構造であるかどうかを検証しません。

この例は、アニメーションの継続時間を1秒に変更し、凡例を設定する方法を示しています。

function setOptionSample() {
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setOption('title', 'Earnings projections');
  builder.setOption('animation.duration', 1000);
  builder.setOption('legend', {position: 'top', textStyle: {color: 'blue', fontSize: 16}});
}

Parameters

名前	タイプ	説明
option	String	オプションの名前。
value	Object	オプションの値。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

ライン内ポイントスタイル設定[setPointStyle(スタイル)]

setPointStyle(style)
ライン内のポイントのスタイルを設定します。デフォルトでは、ポイントには特定のスタイルはなく、線のみが表示されます。

function setPointStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、大きなポイントスタイルを設定します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setPointStyle(Charts.PointStyle.LARGE);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
style	PointStyle	線のポイントに使用するスタイル。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャート表示位置設定[setPosition(行位置, 列位置, オフセットX, オフセットY)]

setPosition(anchorRowPos, anchorColPos, offsetX, offsetY)
シート上のチャートの表示位置を変更して、位置を設定します。 anchorRowPosとanchorColPosには1のインデックスが付けられます。

function setPositionSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
anchorRowPos	Integer	チャートの上部はこの行に固定されています。
anchorColPos	Integer	チャートの左側はこの列に固定されています。
offsetX	Integer	グラフの右上隅は、この多くのピクセルによってオフセットされます。
offsetY	Integer	グラフの左下隅は、この多くのピクセルによってオフセットされます。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

チャート範囲設定[setRange(開始, 終了)]

setRange(start, end)
チャートの範囲を設定します。

データポイントが範囲外にある場合、範囲はそれらのデータポイントを含むように拡張されます。

Parameters

名前	タイプ	説明
start	Number	範囲軸の最低グリッド線の値。
end	Number	範囲軸の最も高いグリッド線の値。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line] - 連鎖用ビルダー。

積み上げ設定[setStacked()]

setStacked()
積み上げ行を使用します。つまり、行とバーの値は積み上げられます（累積されます）。デフォルトでは、スタッキングはありません。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram] - 連鎖用ビルダー。

チャートタイトル設定[setTitle(チャートタイトル)]

setTitle(chartTitle)
チャートのタイトルを設定します。タイトルはチャートの中央に表示されます。

function setTitleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、「My Line Chart」のタイトルを作成します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setTitle('My Line Chart')
}

Parameters

名前	タイプ	説明
chartTitle	String	チャートのタイトル。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャートタイトルテキストスタイル設定[setTitleTextStyle(テキストスタイル)]

setTitleTextStyle(textStyle)
チャートタイトルのテキストスタイルを設定します。

function setTitleTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、青色の26ポイントのタイトルに設定します。
  var textStyleBuilder = Charts.newTextStyle().setColor('#0000FF').setFontSize(26);
  var style = textStyleBuilder.build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setTitleTextStyle(style);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	グラフのタイトルに使用するテキストスタイル。 Charts.newTextStyle()を呼び出すことにより、TextStyleBuilderオブジェクトを作成できます。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Pie/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

チャートデータ行列転置設定[setTransposeRowsAndColumns(転置)]

setTransposeRowsAndColumns(transpose)
チャートの行と列を転置するかどうかを設定します。 trueに設定すると、行と列が切り替わります。デフォルトはfalseです。

function setTransposeRowsAndColumnsSample() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheets()[0];

  var range = sheet.getRange("A1:B5");
  var chart = sheet.newChart()
      .setChartType(Charts.ChartType.BAR)
      .addRange(range)
      .setTransposeRowsAndColumns(true)
      .setPosition(5, 5, 0, 0)
      .build();

  sheet.insertChart(chart);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
transpose	Boolean	trueの場合、チャートの構築に使用される行と列が転置されます。

Return
EmbeddedChartBuilder - このビルダー、チェーン用

水平軸対数目盛設定[setXAxisLogScale()]

setXAxisLogScale()
水平軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。

Return
EmbeddedScatterChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

水平軸範囲設定[setXAxisRange(開始, 終了)]

setXAxisRange(start, end)
チャートの水平軸の範囲を設定します。

データポイントが範囲外にある場合、範囲はそれらのデータポイントを含むように拡張されます。

function setXAxisRangeSample() {
  // 散布図ビルダーを作成し、X軸の範囲を0～100に設定します。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.setXAxisRange(0, 100);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
start	Number	水平軸の最も低いグリッド線の値。
end	Number	水平軸の最も高いグリッド線の値。

Return
EmbeddedScatterChartBuilder - This builder, useful for chaining.

水平軸テキストスタイル設定[setXAxisTextStyle(テキストスタイル)]

setXAxisTextStyle(textStyle)
水平軸のテキストスタイルを設定します。

function setXAxisTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、X軸のテキストスタイルを青の18ポイントフォントに設定します。
  var textStyle = Charts.newTextStyle().setColor('blue').setFontSize(18).build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setXAxisTextStyle(textStyle);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	水平軸のタイトルに使用するテキストスタイル。 Charts.newTextStyle()を呼び出すことにより、TextStyleBuilderオブジェクトを作成できます。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

水平軸タイトル設定[setXAxisTitle(タイトル)]

setXAxisTitle(title)
水平軸にタイトルを追加します。タイトルは中央に配置され、軸の値ラベルの下に表示されます。

function setXAxisTitleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、X軸のタイトルを設定します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  //builder.setTitle('X-axis Title')
  builder.setXAxisTitle('X-axis Title')
}

Parameters

名前	タイプ	説明
title	String	X軸のタイトル。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

水平軸タイトルテキストスタイル設定[setXAxisTitleTextStyle(テキストスタイル)]

setXAxisTitleTextStyle(textStyle)
水平軸のタイトルテキストスタイルを設定します。

function setXAxisTitleTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、X軸のタイトルテキストスタイルを青の18ポイントフォントに設定します。
  var textStyle = Charts.newTextStyle().setColor('blue').setFontSize(18).build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setXAxisTitleTextStyle(textStyle);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	水平軸のタイトルに使用するテキストスタイル。 Charts.newTextStyle()を呼び出すことにより、TextStyleBuilderオブジェクトを作成できます。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

垂直軸対数目盛設定[setYAxisLogScale()]

setYAxisLogScale()
縦軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。

Return
EmbeddedScatterChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

垂直軸範囲設定[setYAxisRange(開始, 終了)]

setYAxisRange(start, end)
チャートの垂直軸の範囲を設定します。データポイントが範囲外にある場合、範囲はそれらのデータポイントを含むように拡張されます。

function setYAxisRangeSample() {
  // 散布図ビルダーを作成し、Y軸の範囲を0～100に設定します。
  var builder = Charts.newTableChart();
  builder.setYAxisRange(0, 100);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
start	Number	垂直軸の最も低いグリッド線の値。
end	Number	垂直軸の最も高いグリッド線の値。

Return
EmbeddedScatterChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

垂直軸テキストスタイル設定[setYAxisTextStyle(テキストスタイル)]

setYAxisTextStyle(textStyle)
垂直軸のテキストスタイルを設定します。

function setYAxisTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、Y軸のテキストスタイルを青の18ポイントフォントに設定します。
  var textStyle = Charts.newTextStyle().setColor('blue').setFontSize(18).build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setYAxisTextStyle(textStyle);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	水平軸のタイトルに使用するテキストスタイル。 Charts.newTextStyle()を呼び出すことにより、TextStyleBuilderオブジェクトを作成できます。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

垂直軸タイトル設定[setYAxisTitle(タイトル)]

setYAxisTitle(title)
垂直軸にタイトルを追加します。タイトルは中央に配置され、値ラベルの左側に表示されます。

function setYAxisTitleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、Y軸のタイトルを設定します。
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setYAxisTitle('Y-axis Title')
}

Parameters

名前	タイプ	説明
title	String	Y軸のタイトル。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

垂直軸タイトルテキストスタイル設定[setYAxisTitleTextStyle(テキストスタイル)]

setYAxisTitleTextStyle(textStyle)
垂直軸のタイトルのテキストスタイルを設定します。

function setYAxisTitleTextStyleSample() {
  // 折れ線グラフビルダーを作成し、Y軸のタイトルテキストスタイルを青の18ポイントフォントに設定します。
  var textStyle = Charts.newTextStyle().setColor('blue').setFontSize(18).build();
  var builder = Charts.newLineChart();
  builder.setYAxisTitleTextStyle(textStyle);
}

Parameters

名前	タイプ	説明
textStyle	TextStyle	水平軸のタイトルに使用するテキストスタイル。 Charts.newTextStyle()を呼び出すことにより、TextStyleBuilderオブジェクトを作成できます。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line/Scatter] - 連鎖用ビルダー。

テーブル最初の列の行番号表示設定[showRowNumberColumn(表示行番号)]

showRowNumberColumn(showRowNumber)
テーブルの最初の列として行番号を表示するかどうかを設定します。

デフォルトの動作では、行番号は表示されません。

Parameters

名前	タイプ	説明
showRowNumber	Boolean	テーブルの最初の列に行番号を表示する場合はtrue、そうでない場合はfalse。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

テーブルチャート交互の色スタイル設定[useAlternatingRowStyle(交互の色有無)]

useAlternatingRowStyle(alternate)
交互の色スタイルをテーブルチャートの奇数行と偶数行に割り当てるかどうかを設定します。

デフォルトの動作は、交互の色スタイルを持つ行です。

Parameters

名前	タイプ	説明
alternate	Boolean	色スタイルを交互にする必要がある場合はtrue、そうでない場合はfalse。

Return
EmbeddedTableChartBuilder - 連鎖用ビルダー。

範囲軸対数目盛設定[useLogScale()]

useLogScale()
範囲軸を対数目盛にします（すべての値が正である必要があります）。範囲軸は、垂直チャート（線、面、または列など）の垂直軸と、水平チャート（バーなど）の水平軸です。

Return
EmbeddedAreaChartBuilder[Bar/Column/Combo/Histogram/Line] - 連鎖用ビルダー。

---

最後に

GASすべてのチャート機能のまとめをご紹介させていただきました。

必要に応じて、有益な情報でさらに更新していきたいと思います。

プログラミングスキルを向上させるためには、本を読むだけでは脳にインプットされませんね。

実際に手を動かしてアウトプットしまくるのが一番の近道だと思います。

実際にサンプルソースをコピーして実行した結果がどうなるかを体験してみてください。

自分なりのアレンジを加えたり、なぜエラーになるのかを考え、何度も試行錯誤して問題を解決しまくり、着実に理解しながらスキルを向上させていきましょう。

GASはExcelVBAとはかなり違いますが、ベースとなっているJavaScriptは覚えて損はないプログラミング言語なのでショートカットキーなどと組み合わせてぜひ活用してみてください。

Googleスプレッドシート全ショートカットキー一覧はこちら↓↓↓

Googleスプレッドシートの使い方や機能がわかるショートカットキー全まとめ一覧【初心者こそ必見】

表計算ソフトとして、まだまだExcelのシェア率は高いですが、GoogleスプレッドシートにはExcelにはない超強力な関数があったり、Excelとは違って常に最新版を無料で使用できます。なにより、インターネットを使ったオンライン...

caymezon.com

2019.03.16

ショートカットキー一覧にもGASメソッドを載せています。どの操作からどのメソッドが呼ばれるのかイメージしてください。

---