Claude Code自動化コマンド実践ガイド|/batch・/loop・/scheduleの使い方【2026年版】

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⚡ クイックリファレンス:自動化コマンド一覧

コマンドスキル用途
/batch大規模変更を5〜30並列エージェントで処理
/loopコマンド・プロンプトを繰り返し実行
/scheduleクラウドエージェントをスケジュール実行
/autofix-prPRの問題を自動監視・修正
/goal停止前にClaudeが確認するゴールを設定
/advisor重要な場面で強力なモデルに相談
/background/bgセッションをバックグラウンドに送る
/fork会話全体を引き継いだバックグラウンドエージェントを生成
/tasksバックグラウンドタスクを管理

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1️⃣ はじめに:Claude Codeの自動化機能

Claude Codeは単なるAIアシスタントではなく、自律的に動くエージェントとして開発タスクを自動化できます。2026年のアップデートで、以下の自動化機能が大幅に強化されました:

  • Dynamic Workflows: 最大1,000の並列サブエージェントを自動オーケストレーション
  • Background Agents: /bg でターミナルを閉じてもセッションが継続
  • Cloud Agents: /schedule でクラウド上の定期実行エージェントを作成

この記事では、これらの自動化コマンドを実践的に使いこなす方法を解説します。


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2️⃣ /batch ★ — 大規模変更を並列処理

基本的な使い方

/batch

実行後、Claudeに変更の方針を自然言語で説明します。

実行フロー

1. Claudeがコードベース全体を調査・計画
   ↓
2. 変更を独立したユニット(5〜30個)に分割
   ↓
3. 各ユニットを独立したgit worktreeで並列実行
   ↓
4. 各ユニットのPRを自動作成

適したユースケース

向いているケース:

  • ファイル間に依存関係がない変更
  • 同じパターンを多数ファイルに適用する作業
  • 段階的に検証しながら進めたいリファクタリング
ユースケース
命名規則の統一getUserDataget_user_data へのスネークケース変換
テスト追加100ファイルすべてにユニットテストを追加
API移行v1 APIをv2に一括変更
コードスタイル適用ESLint/Prettierルールに合わせて全ファイルを整形

向いていないケース:

  • ファイル間の依存関係が複雑で順序が必要な変更
  • データベーススキーマ変更など副作用が大きい作業
  • 1〜3ファイル程度の小さな変更(通常の指示の方が速い)

Dynamic Workflowsとの関係

/batch は内部で Dynamic Workflows を使用します。/effort ultracode と組み合わせることで最高品質の並列処理が可能です。

/effort ultracode
/batch

詳細は Claude Codeで大規模リファクタリングを並列化する方法 を参照してください。


3️⃣ /loop ★ — 繰り返し実行・定期監視

基本的な使い方

/loop [間隔] <プロンプトまたはコマンド>

間隔の指定方法

指定意味
5m5分ごと
30s30秒ごと
1h1時間ごと
(省略)モデルが自動でペース調整

使用例

# デプロイ完了を5分ごとに確認
/loop 5m check if deploy is complete and report status

# PRのCIステータスを30秒ごとに監視
/loop 30s check CI status for current PR

# 定期的にコードレビューを実行
/loop /code-review

# ビルドエラーを解消するまで繰り返す
/loop fix any build errors and report progress

間隔自動調整(Dynamic Loop)

間隔を省略すると、モデルが状況に応じて最適なペースを判断します。例えばデプロイ完了まで待つ場合、最初は頻繁にチェックし、時間が経つにつれて間隔を広げるような動作をします。

ループの停止

ターミナルで Ctrl+C を押すとループを停止できます。


4️⃣ /schedule ★ — クラウドエージェントで定期実行

基本的な使い方

/schedule          # 一覧表示・管理
/schedule create   # 新しいルーティンを作成

/loop との違い

/loop/schedule
実行場所ローカルターミナル内クラウド
継続性ターミナルを閉じると停止ターミナルを閉じても継続
スケジュール実行中のみcron形式で事前設定
用途作業中のリアルタイム監視定期バッチ処理

適したユースケース

毎朝9時にmainブランチの変更を解析してSlack通知
毎週月曜に依存パッケージのセキュリティチェック
毎日深夜にテストカバレッジレポートを生成

5️⃣ /autofix-pr — PR問題を自動監視・修正

/autofix-pr

現在のPRに対してCIチェック・コードレビューコメントを監視し、問題が検出されると自動的に修正を試みます。

動作の流れ:

  1. PRのCI結果・レビューコメントを取得
  2. 問題点を分析
  3. 修正コミットを作成・プッシュ

レビュアーのコメントへの対応を自動化したい場合に便利です。ただし、重要な設計判断が必要なコメントは人間が対応するのが原則です。


6️⃣ /goal — 完了条件を明示してタスクを管理

/goal

Claudeが自律的に作業を進める際に、「これが完了したら止まる」という条件を事前に設定します。

使用例:

/goal "全テストがパスし、カバレッジが80%以上になったら完了"
/goal "ビルドエラーが0になったら完了"
/goal "PRのCI全チェックがグリーンになったら完了"

/batch/loop との組み合わせで、長時間タスクを放置しても確実に停止できます。


7️⃣ /advisor — 重要な判断を強力なモデルに相談

/advisor

/advisor を有効にすると、Claudeが重要な判断を迫られた場面で、より強力なモデルに相談するようになります。コスト増加と引き換えに、複雑な問題での判断精度が向上します。

有効にする場面:

  • 設計の方向性を自動化タスクに任せるとき
  • /batch で大規模変更を行うとき
  • 正解が1つでないリファクタリング判断が必要なとき

8️⃣ バックグラウンド実行:/bg と /fork

/background(/bg) — セッションをバックグラウンドへ

/bg

現在のセッションをバックグラウンドに送り、ターミナルを解放します。長時間かかるタスクを裏で動かしながら別の作業ができます。

# バックグラウンドのタスク一覧を確認
/tasks

# バックグラウンドセッションに戻る
/resume

/fork — 会話を引き継いだバックグラウンドエージェントを生成

/fork

現在の会話全体のコンテキストを引き継いで、新しいバックグラウンドエージェントを起動します。/bg との違いは、元のセッションを継続しながら並行して別のエージェントを動かせる点です。


9️⃣ 自動化コマンドの組み合わせパターン

パターン1: 大規模リファクタリングを安全に実行

/goal "全テストパス・ビルドエラー0"  # 完了条件を設定
/effort ultracode                      # 最高品質モード
/batch                                 # 並列処理開始
/loop 5m /tasks                        # 5分ごとに進捗確認

パターン2: PR作成→自動修正まで一気通貫

(コーディング・コミット)
/code-review         # コミット前レビュー
/security-review     # セキュリティチェック
(PR作成)
/autofix-pr          # CI・レビューコメントを自動修正

パターン3: 定期的な品質監視を設定

/schedule create     # 毎朝mainブランチを自動レビュー

パターン4: 長時間タスクを放置して完了を待つ

/goal "実装完了・テストグリーン"
/effort ultracode
(タスクを指示)
/bg                  # バックグラウンドに送る
(別作業)
/tasks               # 完了確認

まとめ

Claude Codeの自動化機能を使いこなすことで、繰り返し作業・待ち時間・大規模変更を大幅に効率化できます。

場面使うコマンド
大量ファイルの一括変更/batch
デプロイ・CI完了待ち/loop 5m
定期的なバッチ処理/schedule
PRのCI/レビュー対応/autofix-pr
長時間タスクを放置/goal + /bg

まずは /loop から試してみるのがおすすめです。デプロイ完了を監視するだけでも、待ち時間を別の作業に使えるようになります。


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