はじめに
AWS認定ソリューションアーキテクト − アソシエイト(SAA-C03)は、クラウドエンジニアの登竜門として最も人気の高い資格の一つです。転職市場での評価も高く、実務でAWSを使う機会がなくても「体系的に設計思想を理解している証明」として取得を目指す人が増えています。
ただし公式ドキュメントだけで学習範囲を網羅するのは非効率で、多くの合格者がUdemyの動画講座を軸に学習しています。とはいえUdemyには同じ試験を扱う講座が何十本もあり、「結局どれを選べばいいのか分からない」という声もよく聞きます。
この記事では、学習スタイル別に3つの講座を比較し、正直な観点で選び方を整理します。
この記事で分かること
- 「じっくり基礎から」「効率重視」「仕上げの問題演習」という3タイプの講座比較
- 各講座の評価・受講者数・学習時間から見た信頼度
- 講座の組み合わせ方(1本で完結 or 2本立てで進めるか)
講座比較表
| 講座 | 学習スタイル | 講師 | 評価 | ボリューム |
|---|---|---|---|---|
| これだけでOK! AWS認定ソリューションアーキテクト試験突破講座 | じっくり基礎から | Shingo Shibata / Edutech Partners | 4.2(29,907件) | 52時間51分・461講義 |
| 試験入門完全攻略コース | 効率重視・要点だけ | 中村祐太 / Proglus | 4.4(1,324件) | 21時間52分・321講義 |
| 本番模試6回分390問 | 仕上げの問題演習 | IT Certification Labo | 4.1(46件) | 390問(65問×6回) |
※価格はUdemyの頻繁なセール(月2〜3回、大幅割引になることが多い)により変動します。リンク先で最新価格をご確認ください。
じっくり基礎から学びたい人向け
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト − アソシエイト試験突破講座
52時間51分・461講義という圧倒的なボリュームで、AWSの基礎から試験範囲を丸ごとカバーする講座です。受講者数166,848人・レビュー29,907件は、この記事で比較する3講座の中でも群を抜いています。
メリット
- 受講者数・レビュー数が圧倒的に多く、「多くの合格者に選ばれている」実績が数字で裏付けられている
- 52時間超のボリュームでAWSの各サービスを個別に丁寧に解説しており、実務未経験でも置いていかれにくい
- 試験範囲だけでなく、AWSの設計思想そのものを理解する土台になる
正直なデメリット
- 52時間という学習時間は長く、仕事をしながらの学習だと消化に1〜2ヶ月かかることも珍しくない
- ボリュームが多い分、「今すぐ試験だけ突破したい」という人には冗長に感じる部分もある
こんな人におすすめ:AWS実務未経験で、資格取得だけでなく実務で通用する理解も得たい人。初めての1本として何を選ぶか迷ったら、実績の多さで安心感のあるこの講座から始めるのが無難です。
効率重視・要点だけ学びたい人向け
【SAA-C03】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 試験入門完全攻略コース
21時間52分・321講義と、上記講座のおよそ半分以下の時間で要点を押さえられる講座です。評価は4.4とこの記事で比較する3講座の中で最も高くなっています。
メリット
- 4.4という高評価。学習時間が短い割に「分かりやすい」という声が評価に反映されている
- 21時間52分というボリュームは、仕事をしながらでも数週間で一周しやすい現実的な時間
- 試験範囲の要点に絞った構成で、時間対効果を重視する社会人学習者向き
正直なデメリット
- レビュー件数(1,324件)は「これだけでOK!」講座と比べると少なく、絶対的な実績量はこれから積み上がっていく段階
- 要点に絞っている分、AWS未経験者がゼロから理解するにはやや駆け足に感じる可能性がある
こんな人におすすめ:仕事や家庭の事情でまとまった学習時間を確保しにくい人。あるいは業務で多少AWSに触れたことがあり、体系的な総復習として使いたい人に向いています。
仕上げの問題演習をしたい人向け
【本番模試6回分(390問)】AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA-C03)本番模試
本番形式の模擬試験6回分(65問×6回、計390問)に特化した講座です。座学講座ではなく、あくまで実力確認・仕上げ用の位置づけになります。
メリット
- セキュア設計30%・弾力性設計26%・高パフォーマンス設計24%・コスト最適化20%という、実際の出題傾向に対応した構成
- 本番形式で時間配分の感覚を掴める。座学だけでは気づきにくい「知識はあるが解けない」問題を洗い出せる
正直なデメリット
- 受講者数395人・レビュー46件と実績はまだ少なく、他2講座に比べると発展途上
- 座学要素はほぼゼロなので、これ単体で試験範囲を学習することはできない。上記2講座のどちらかとセットで使うのが前提
こんな人におすすめ:座学は他の講座で済ませていて、本番前の仕上げとして実力を確認したい人。逆に、まだ座学講座を一周していない人が最初に手を出す講座ではありません。
他のAWS資格対策講座も比較したい方はこちら。
→ 他の選択肢を探す:Udemyで「AWS SAA-C03」を検索する
講座の選び方
- AWS実務未経験・じっくり派:「これだけでOK!」講座1本で完結できます。52時間は長く感じますが、体系的な理解には遠回りに見えて一番の近道です。
- 効率重視・忙しい社会人:「試験入門完全攻略コース」で要点を押さえたあと、「本番模試」で仕上げる2本立てがおすすめです。合計時間も25時間前後に収まります。
- セールを待つのも手:Udemyは月2〜3回、大幅割引のセールを実施します。今すぐ受講を始めないなら、次のセールタイミングまで待って購入するのも合理的な選択です。
学んだ知識を実際に手を動かして確認する
動画講座で知識をインプットしたら、実際にAWSコンソールを触って手を動かしてみるのが定着の近道です。当ブログでは難易度別にAWSハンズオン記事をまとめています。
👉 【保存版】AWS実践ハンズオン記事まとめ|サーバーレス・インフラ・AIを難易度別に完全網羅
まとめ
AWS認定ソリューションアーキテクト − アソシエイトの学習は、「じっくり基礎から」か「効率重視」かで選ぶべき講座が変わります。迷ったら、実績の多さで安心感のある「これだけでOK!」講座から始めて、直前期に「本番模試」で仕上げる、という組み合わせが最も失敗の少ない選び方だと思います。
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