はじめに
「Claude Web版とDesktop版って何が違うの?」
Claudeを使い始めた多くのユーザーが最初に抱く疑問です。特にGitHub連携に関しては、Web版とDesktop版で設定方法も機能も大きく異なります。
この記事では、初心者でも迷わないよう、両方の違いを徹底比較し、それぞれでGitHub連携を使えるようになるまでの詳細手順を完全解説します。
🤔 この記事を読むべき人
✅ Claudeを使い始めたばかり
✅ Web版とDesktop版の違いが分からない
✅ GitHubリポジトリをClaudeで扱いたい
✅ どちらを使うべきか迷っている
✅ 両方の設定方法を知りたい📊 Web版 vs Desktop版 - 一目で分かる比較表
基本情報
| 項目 | Web版(claude.ai) | Desktop版 |
|---|---|---|
| アクセス方法 | ブラウザ | 専用アプリ |
| インストール | 不要 ✅ | 必要(5分) |
| 起動速度 | 10-12秒 | 3秒 ⚡ |
| メモリ使用量 | 1.2-2.0GB(ブラウザ依存) | 180-400MB |
| 料金 | Proプラン $20/月 | 同じ |
| 対応プラン | Free/Pro/Max/Team | Pro以上 |
GitHub連携
| 項目 | Web版 | Desktop版 |
|---|---|---|
| 設定方法 | GUIで簡単 ⭕ | JSON編集が必要 ⚠️ |
| 設定時間 | 5分 | 30分 |
| リポジトリ選択 | 毎回手動追加 | 全リポジトリ横断アクセス ✅ |
| ファイル操作 | 閲覧のみ | 読み書き・編集・PR作成 |
| プライベートリポジトリ | ✅ 対応 | ✅ 対応 |
| リアルタイム更新 | 手動Sync | 常に最新 |
パフォーマンス
| 項目 | Web版 | Desktop版 |
|---|---|---|
| 長時間利用 | タブが重くなる 🐌 | 安定動作 ✅ |
| 複数タブでの動作 | 干渉する可能性 | 独立動作 |
| バックグラウンド動作 | タブを閉じると終了 | 継続可能 |
| ファイルサイズ制限 | プロジェクト: 4KB | GitHub MCP: 制限なし ✅ |
拡張性
| 項目 | Web版 | Desktop版 |
|---|---|---|
| MCP対応 | ❌ なし | ✅ 完全対応 |
| 連携可能ツール | 限定的(3種類程度) | 100種類以上 |
| ローカルファイル | アップロードのみ | 直接アクセス可能 ✅ |
| カスタマイズ | 不可 | 自作MCPサーバー追加可 |
🌐 Part 1: Web版のGitHub連携設定(5分で完了)
前提条件
✅ GitHubアカウント(無料でOK)
✅ Claudeアカウント(Free以上)
✅ ブラウザ(Chrome/Edge/Safari/Firefox)ステップ1: Claude GitHub Appのインストール
1-1. GitHubにアクセス
以下のURLにアクセスします:
https://github.com/apps/claude/installations/select_target1-2. アカウント選択
- 個人アカウントを選択
- またはOrganizationを選択(管理者権限が必要)
1-3. リポジトリアクセスを設定
推奨設定:
◉ All repositories(全リポジトリ)
→ 最も簡単、新規リポジトリも自動で対象
◯ Only select repositories(特定リポジトリのみ)
→ セキュリティ重視の場合1-4. インストール実行
「Install & Authorize」をクリック
⚠️ 注意: 個人アカウントのリポジトリが表示されない既知のバグがあります(2026年2月時点)。その場合は後述の回避策を参照してください。
ステップ2: Claude.aiでリポジトリを追加
2-1. 新しいチャットを開始
claude.aiにアクセスし、新しいチャットを作成
2-2. リポジトリを追加
- 左下の「+」ボタンをクリック
- 「Add from GitHub」を選択
- リポジトリリストから目的のリポジトリを選択
- 必要なファイル・フォルダを選択
2-3. 確認
以下のメッセージで動作確認:
選択したリポジトリの構造を教えてください⚠️ トラブルシューティング(Web版)
問題1: リポジトリが表示されない
原因: Claude GitHub Appが未インストール、または権限不足
解決策:
- GitHub Settings - Applicationsを開く
- 「Claude」が表示されているか確認
- 表示されていない場合、ステップ1からやり直し
問題2: 個人リポジトリが選択できない
原因: 2026年2月時点の既知のバグ
回避策:
- リポジトリURLを直接貼り付け
https://github.com/your-username/your-repo - プロジェクト機能でリポジトリを追加
問題3: ファイルが大きすぎる
原因: プロジェクトファイルは約4KB(114行)が上限
解決策:
- 小さなファイルのみプロジェクトに追加
- 大きなファイルはDesktop版 + GitHub MCPを検討
💻 Part 2: Desktop版のGitHub連携設定(30分で完了)
Desktop版では、MCP(Model Context Protocol) を使ってGitHubと連携します。設定は少し複雑ですが、一度設定すれば非常に強力です。
前提条件
✅ Windows 10/11、macOS、またはLinux
✅ Node.js 16以上
✅ GitHubアカウント
✅ Claude Proプラン以上ステップ1: Node.jsのインストール(未インストールの場合)
Windows
- Node.js公式サイトにアクセス
- LTS版をダウンロード
- インストーラーを実行(すべてデフォルト設定でOK)
確認
コマンドプロンプト(またはターミナル)で:
node --version
npm --version
# 10.x.x のように表示されればOKステップ2: Claude Desktopのインストール
2-1. ダウンロード
Claude公式ダウンロードページから、お使いのOS版をダウンロード
2-2. インストール
- Windows:
.exeファイルを実行 - macOS:
.dmgファイルをマウント - Linux: 配布形式に応じてインストール
2-3. ログイン
Claude.aiアカウントでログイン
ステップ3: GitHub Personal Access Token(PAT)の作成
3-1. GitHubでトークン作成
- GitHub Settings - Tokensにアクセス
- 「Generate new token」→「Generate new token (classic)」を選択
3-2. トークン設定
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| Note | Claude Desktop MCP |
| Expiration | No expiration(推奨)または期限を設定 |
3-3. スコープ(権限)を選択
最小限の推奨設定:
✅ repo (Full control of private repositories)
└─ すべてのサブ項目も自動的に✅になる
✅ read:org (Read org and team membership)
└─ Organizationのリポジトリにアクセスする場合のみより高度な操作を行う場合:
✅ workflow (Update GitHub Action workflows)
✅ user:email (Access user email addresses)3-4. トークンをコピー
- 「Generate token」をクリック
- 表示されたトークン(
ghp_xxxxxxxxxxxx)をコピー - 必ず安全な場所に保存(パスワードマネージャー推奨)
⚠️ 重要: このトークンは二度と表示されません。紛失した場合は新しいトークンを作成する必要があります。
ステップ4: Claude Desktop設定ファイルの編集
4-1. 設定ファイルの場所
Windows:
%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.jsonmacOS:
~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.jsonLinux:
~/.config/Claude/claude_desktop_config.json4-2. ファイルを開く
Windows:
notepad %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.jsonmacOS/Linux:
nano ~/Library/Application\ Support/Claude/claude_desktop_config.jsonまたは、VSCodeなどのエディタで開きます。
4-3. 設定内容を記述
ファイルが空の場合、以下をコピー&ペースト:
{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_YOUR_TOKEN_HERE"
}
}
}
}重要: ghp_YOUR_TOKEN_HERE を、ステップ3でコピーした実際のトークンに置き換えてください。
4-4. 保存
Ctrl + S(Windows)またはCmd + S(macOS)で保存
ステップ5: Claude Desktopを再起動
- Claude Desktopを完全に終了
- Windowsの場合:タスクトレイのアイコンを右クリック→「終了」
- macOSの場合:
Cmd + Qで完全終了
- Claude Desktopを再起動
ステップ6: 動作確認
6-1. 新しいチャットを作成
Claude Desktopで新規チャットを開始
6-2. テスト
以下のメッセージを送信:
私のGitHubリポジトリ一覧を表示してくださいまたは
[リポジトリ名]リポジトリの構造を教えてください6-3. 成功の確認
✅ 成功のサイン:
- 🔨 ハンマーアイコンが表示される
- GitHubリポジトリ情報が取得される
- ファイル一覧が表示される
❌ 失敗の場合:
- 「Could not connect to MCP server」エラー
- トラブルシューティングへ
⚠️ トラブルシューティング(Desktop版)
問題1: 「Could not connect to MCP server」エラー
原因: Node.jsが正しくインストールされていない、またはPATHが通っていない
解決策:
# Node.jsの確認
node --version
npm --version
# 表示されない場合、Node.jsを再インストール問題2: ハンマーアイコンが表示されない
原因: 設定ファイルのJSON形式が間違っている
解決策:
- JSONLintで設定ファイルを検証
- カンマ、括弧、クォートの位置を確認
- トークンが正しく貼り付けられているか確認
問題3: トークンが無効
原因: トークンの期限切れ、または権限不足
解決策:
- GitHubでトークンの状態を確認
- 必要に応じて新しいトークンを作成
repoスコープが✅になっているか確認
🎯 どちらを選ぶべきか?判断基準
Web版がおすすめな人
✅ すぐに使い始めたい
✅ 設定が簡単な方がいい
✅ 複数デバイスで使いたい(PC、タブレット等)
✅ たまにGitHubを参照する程度
✅ チャットごとに特定のリポジトリを見る
✅ リンクでチャットを共有することが多い具体例:
- ブログ記事のアイデア出し
- たまに自分のリポジトリを確認
- 他の人とチャット履歴を共有
Desktop版がおすすめな人
✅ 開発作業が中心
✅ 複数リポジトリを横断的に扱う
✅ ファイルの読み書き・編集が必要
✅ 長時間の作業セッションが多い
✅ Issue/PR作成など高度な操作が必要
✅ Notion、Slack、DBなど他ツールも連携したい具体例:
- コードレビュー
- 複数リポジトリの比較分析
- 自動化ワークフロー構築
- 大規模なリファクタリング
実際の使用頻度による判断
| GitHub使用頻度 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 週1回未満 | Web版 | 設定の手間 > 利便性 |
| 週1-3回 | Web版 | 手動追加でも問題なし |
| 週4-6回 | Desktop版を検討 | 自動化の価値あり |
| 毎日 | Desktop版 | 大幅な効率化 |
料金による違いは?
重要: Web版もDesktop版も料金は同じです。
Web版: Proプラン $20/月
Desktop版: Proプラン $20/月(追加料金なし)トークン消費も同じ:
- 同じアカウント
- 同じ usage limit(5時間あたり約44,000トークン)
- Desktop版だからといって消費が増えるわけではない
💡 実践的な使い分け例
パターン1: 両方を併用
多くのユーザーが実践している賢い使い方:
【Web版】
- 簡単な質問・調査
- 外出先での確認
- チームとのチャット共有
- 新しい機能の試用
【Desktop版】
- 本格的な開発作業
- コードレビュー
- 複数リポジトリの横断分析
- 長時間の集中作業パターン2: プロジェクト別に使い分け
プロジェクトA(小規模ブログ)
→ Web版で十分
└─ たまに記事のアイデア出し
└─ リポジトリ構造は単純
プロジェクトB(大規模Webアプリ開発)
→ Desktop版を活用
└─ 毎日コードレビュー
└─ 複数リポジトリ(フロント/バック/インフラ)
└─ GitHub Issue/PR管理パターン3: 作業内容で使い分け
朝(計画フェーズ)
→ Web版
└─ 今日のタスク確認
└─ Issue一覧の閲覧
日中(実装フェーズ)
→ Desktop版
└─ コード編集
└─ ファイル操作
└─ PR作成
夕方(レビューフェーズ)
→ Web版 or Desktop版
└─ 進捗報告の作成
└─ チームへの共有📊 具体的な活用シーン
シーン1: ブログ記事作成(Web版)
1. 新しいチャット開始
2. 「+」ボタン → 「Add from GitHub」
3. ブログリポジトリを選択
4. 過去記事を参照しながら新記事のアイデア出し
あなた:
「過去のAWS関連記事を参考に、
新しいLambda活用記事のアイデアを3つ提案してください」
Claude:
[過去記事を分析]
[新しい切り口を提案]シーン2: コードレビュー(Desktop版)
あなた:
「caytech-blog-repoのscripts/publish.jsの
行742-766を確認して、
複数スラッグ対応が正しく実装されているかレビューしてください」
Claude:
[GitHub MCPで最新版を取得]
[35KB全文を確認]
[詳細なレビュー結果を提示]シーン3: 複数リポジトリの比較(Desktop版)
あなた:
「以下のリポジトリのREADME.mdを比較して、
ドキュメント品質の改善点を提案してください:
- repo-A
- repo-B
- repo-C」
Claude:
[3つのリポジトリに横断アクセス]
[それぞれのREADME.mdを取得]
[比較分析]
[改善提案]シーン4: Issue管理(Desktop版)
あなた:
「『publish.js複数スラッグ対応の実装完了』という
Issueをcaytech-blog-repoに作成してください」
Claude:
[GitHub MCPでIssue作成]
[適切なラベルを付与]
[詳細な説明を記載]🔄 移行を検討するタイミング
Web版 → Desktop版への移行検討
以下の兆候が見られたら、Desktop版への移行を検討しましょう:
❌ Web版の不満点が出てきたら
└─ ブラウザタブが重くなる
└─ 毎回リポジトリを追加するのが面倒
└─ ファイルサイズ制限(4KB)に引っかかる
└─ 複数リポジトリを比較したい
✅ Desktop版のメリットが明確になったら
└─ GitHub操作の頻度が週4回以上
└─ コードレビューが日常業務
└─ Issue/PR作成を自動化したいDesktop版 → Web版に戻る場合
Web版で十分だった場合:
└─ 設定の手間 > 得られる利便性
└─ GitHub操作が思ったより少ない
└─ MCPの複雑さに対応できない🚀 さらに高度な活用
Desktop版をマスターしたら、以下の記事でさらに効率化:

GitHub MCP設定の詳細なトラブルシューティングはこちら:

📝 まとめ
Web版の特徴
✅ メリット
- 設定が簡単(5分)
- すぐに使える
- 複数デバイス対応
- チャット共有が簡単
❌ デメリット
- 毎回リポジトリを手動追加
- ファイル閲覧のみ
- ブラウザ依存のパフォーマンス
- 拡張性が限定的Desktop版の特徴
✅ メリット
- 全リポジトリに横断アクセス
- ファイルの読み書き・編集可能
- Issue/PR作成
- 高いパフォーマンス
- 100種類以上のツール連携
❌ デメリット
- 設定が複雑(30分)
- JSON編集が必要
- Node.jsのインストール必要
- 学習コストが高い最終的な選択基準
【Web版を選ぶべき人】
週1-3回程度のGitHub利用
↓
設定5分、すぐに使える
↓
手動追加でも問題なし
【Desktop版を選ぶべき人】
週4回以上のGitHub利用
↓
設定30分、一度設定すれば快適
↓
自動化で大幅な効率化どちらか迷ったら?
1. まずWeb版から始める
2. 使用頻度を記録(1-2週間)
3. 週4回以上ならDesktop版を検討
4. 両方を併用するのも◎今日からできること
【Web版ユーザー】
✅ Claude GitHub Appをインストール(5分)
✅ リポジトリを追加して使ってみる
【Desktop版ユーザー】
✅ Node.jsをインストール(10分)
✅ Claude Desktopをインストール(5分)
✅ GitHub PATを作成(5分)
✅ 設定ファイルを編集(5分)
✅ 動作確認(5分)💰 料金とトークン消費
共通事項
| 項目 | Web版 | Desktop版 |
|---|---|---|
| 基本料金 | $20/月(Pro) | $20/月(Pro) |
| 追加料金 | なし | なし |
| usage limit | 5時間で約44,000トークン | 同じ |
| GitHub API | 無料(5000リクエスト/時) | 無料(同じ) |
トークン消費の違い
Web版:
システムプロンプト: 約3,000トークン
プロジェクトファイル: ファイルサイズ次第(最大4KB)
会話履歴: 累積
→ 合計: 通常5,000-15,000トークン/メッセージDesktop版:
システムプロンプト: 約3,000トークン
MCPツール定義: 約5,000-80,000トークン(初回)
会話履歴: 累積
→ 合計: 初回10,000-85,000トークン、以降5,000-15,000トークン/メッセージ重要: Desktop版はMCPツール定義で初回のトークン消費が多いですが、2回目以降はWeb版とほぼ同じです。
🔮 今後の展望
予想される進化
2026年Q2-Q3:
✅ Web版でも簡易的なMCP対応の可能性
✅ Desktop版のTool Search機能改善
✅ プロジェクトファイル制限の緩和
2026年Q4:
✅ リアルタイムコラボレーション
✅ より高度なGitHub連携
✅ Enterprise向け機能強化懸念事項
⚠️ usage limitのさらなる制限強化の可能性
⚠️ 料金体系の変更(従量課金制の導入?)
⚠️ 個人アカウントリポジトリ表示バグの継続📚 関連記事
より詳しいDesktop版の活用方法:

GitHub MCP設定の完全ガイド:

参考リンク
- Claude公式サイト
- Claude Desktop ダウンロード
- Model Context Protocol
- GitHub MCP Server 公式リポジトリ
- Node.js公式サイト
- GitHub Apps - Claude
更新履歴
- 2026-02-08: 初版公開
Happy Coding with Claude! 🚀
コメント